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千差万別 刀剣楽曲集 其の弐 セルフレビュー4 (23~31)

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23~36


23.和睦の心 (江雪左文字)

烏の鳴き声、数珠の擦れる音など。
落ち着いた曲の後の配置にも関わらず更に静謐な江雪さん曲。
例えば水の香りをかいだ時やお線香をあげる時の様な、胸に染みわたる清涼な空気感が作りたかった。
俗世間と遠そうな、時間の流れがここだけ穏やかな、CDの中でも大分特殊な位置の曲です。
ゆっくり和睦について説いて頂きたい……。



24.溜息 (江雪左文字)

ずんと沈んではいますが落ち着く曲なので子守唄にもなりそうな。
悲観と諦めと、「せめてあなたの為に祈りましょう」。
ドラムも慎ましい音で。確か前曲の「和睦の心」と楽器編成はほぼ同じ。
琴って使い方によってとても物悲しいですね。ぐっと誘うものがあります。



25.致し方ありませんか (江雪左文字)

戦闘時。 雪、冬、背水の陣。
退かぬと言うなら、致し方ありません。
靡く透き通った髪と袈裟。江雪さんの戦闘曲は他と比べてもシリアス度高いです。
尺八の音が息の白さと砂塵にも思える。

トラック数(絵で言うとレイヤー数みたいなもの)が多かったです。
「和睦の心」、「溜息」と共に背景でアコギ主体です。張り詰めたキリリとした音も似合うなぁと。
江雪さんを思って作っていると無意識に「水」の様な表現が増えます。あと温度が低い。



26.吹雪 (江雪左文字)

基本的に5拍子。動画としてはメドレー動画に入れていた曲です。編曲し直し長くなりました。

メインメロとってる琴のピッチの曲がり具合が苦渋に満ちていて、これはメインでやらなくてはと思いました。
ベースは迷いに迷って二種類使い分けだった様な……
背景でアップダウンしてる音が後から聴くと舞い上がる雪みたいで多分そういう事だったんだろうなぁ。江雪さん曲はかなりビジュアル想像してました。

綺麗目にしていても気持ちが明るくない。戦う理由が護る為なので、楽しさは見出してない。
1:12~「悲しみに満ちている」ところ。歯を食いしばってそうな雰囲気も作ってて楽しかったです。好評で良かった。
ラストの方では弦を強めに入れていて繰り返し部分も更に緊張感が上がっています。
真っ直ぐめなストリングスがロングストレートな髪や直線的なシルエットっぽくて好き。



27.籠の中の不死鳥 (宗三左文字)

自己紹介などを聴きながらの制作。タイトルは破壊ボイスのインパクトから…。
炎の揺らめき、戻ってくる運命、天下人の象徴という存在。

左文字曲の中では雅やかでも「結局そうなんですよ」といった雰囲気で。
こちらはモノローグ感を出したい曲。
片側だけぼんやりと灯りに照らされた宗三の姿を見ながら独白を聴くような。
「どちらにもとれる」言い方や表情が魅力だなと思います。すぱっと何々が嫌い、で終わる話では無くて。
弦のクレッシェンド→衰退をゆるゆる書きながら、過ぎ去った大きな波を意識して。
宗三さん曲は少々の赤みを感じる音になったらいいな、真っ赤ではなくて薄赤いぐらいの。



28.魔王の刻印 (宗三左文字)

戦闘時。台詞の発音に注目して音の揺れ具合に気を使いました。
袈裟の翻りは軽やかに鮮やかに、妖艶に。
0:51~ 少々思わせぶりに。
1:28~尺八の炎。

不敵な笑みと時折細められる冷たい瞳。
皮肉や冗談でかわす、つかみどころの難しい、ただし戦闘においては非常にやる気のある宗三なので、
戦闘中BGMにしやすい感じがいいなぁと思いながら作りました。
リピート仕様。




29.求めるもの (小夜左文字)

「これ琴?」と聞かれて驚いた曲。メインメロもギターです。
お小夜ボイスを聴きながら音色調整していい音になったなと思ったら嬉しい勘違いを招きました。

復讐したい人はいる? 静かに問いかける小さな体と純粋な眼差し。
残響感は長め。
なんとなく、「湖畔」に近いイメージ……
すぐ傍の水面を覗くと、読み取れない表情の顔を伺う事ができて、とても凪いでいるのにやはり何が正解か分からない、っていう。



30.復讐劇 (小夜左文字)

「静」の前曲から、物語めいた戦闘曲へ。
THE・夜戦。 闇に乗じて斬りかかる暗殺。月夜の惨劇。報復と虚無感。
山~森っぽいところでもいいですね。影が多い方がそれっぽい。

動画版から大幅に編曲し直しました。
鬼気迫った戦闘ボイスを聴きながらの制作。これを作る前はもっと恐ろしい感じでも似合うのだろうなと思ってました。
小夜曲は歪みギターが活躍してくれる。笛の音が恨みがましくて好き。

ラストの音が戻ってくるところで(誰がとは言わないけれど)振り向いてほしいなと思ってあそこは作りました。
後ろ後ろ!みたいな雰囲気に。

左文字曲の中でもコード感がしっかりしてて展開が多い。物語といっても現実よりなのかもしれない。
小夜左文字という刀から復讐のワードは奪えないくらいに根深い話。




31.風流 (歌仙兼定)

通常時想定。CD内では安心枠・癒し枠。楽曲としてもお気に入り。

ひらりひらりしたメロが四季のどれでも対応できるように。
どこからか舞い降りる桜の花びら、青々とした庭に降る雨粒、色の混じった紅葉、綿の様な音の無い雪。
フレーズの問いに対してきちんと返事が来る感じを心がけています。雅な彼にはおかしなことをしなかった。

普段の落ち着いた、話の分かる好青年感。すっと入ってくる曲になっていたら嬉しいです。
彼なりの美徳や価値観がしっかりあって、「話が出来る」雰囲気は個人的な重量ポイント。
歌仙さんの「ちゃんと其処に居る」感は、現実に良い状態で存在しているからもあるのかもと思います。



32.文系故 (歌仙兼定)

戦闘寄り、勝ち確定・ED枠。
行動が信念に直結している様な、文系を押し通すシンプルな強さから、あえて基本のコード進行がものすごくシンプルです。
台詞や衣装の印象から楽器は凄く重ねてます。
歌仙曲は共通して安心・着地点が見えやすい感じ。 

想定時はもっと末恐ろしい感じになるのかと思ったのですが、
口上聴いていたら曲が明るめでも恰好いいんじゃないかと、どっちかというと清々しい方向になりました。

兎に角晴れ晴れとした印象です。曇らない。
歌仙さんのあの「頼れる相棒感」をこっちでも出せたらなぁと思いました。
動くと翻った外套の鮮やかな裏地やたくましい腕が見えるのも意識して、始終華やかに堂々と。

良い後味で終われて良かった。





----------ボーナストラック------------

33.伊達男の身嗜み (燭台切光忠)

光忠さんがRPGとかで喋ってる時にBGMで流れてそうな曲作りたい、からの制作でした。
ピアノソロしっかり弾いたり細かくスクラッチ音やノイズ調整したり
渋いミュートトランペットに甘いビブラフォン入れたりなオサレ枠だよ流石だよ!
リピート推奨仕様。恰好よくできて嬉しかった曲。流してて心地いいのでドライブとかにも向く感じがします。
全体的にカチッとしてるのはリラックスした時間でもぴしっとしたシャツ・スーツ姿なんだろうなという印象があったから。

光忠さん木製の振り子時計とかナチュラルなのも似合いそう。どうあがいても伊達男。



34.料理してあげようか (燭台切光忠)

「料理してあげようか」 野菜に囁く時のミッドナイトなジャズ。
メール頂いて嬉しくてロング版ができました。ありがとうございました!
これが流れるだけで大体の事を攫っていきます。制作者的にもこの曲好きです。

間接照明の似合う男……伊達男…

野菜相手じゃなさそうという理由で没になったバージョンもありました。試行錯誤の末がこれだよ!




35.で、次は何を斬りましょう? (へし切長谷部)

似非クラシック再び。
(比較的明るくしたとはいえ)
長谷部くんの曲が胡散臭いようなエリートなようなひねくれてるようなこのキャラを信じていいかな?みたいな、
「で?」とか「だから?」とか笑顔で言っちゃうところが好きって話がしたくて作ったのがボーナスのこれでした。
ところで、彼は忠臣なのだ…。そこが面白いですね。

締め切りぎりぎりに伸ばしたところも気に入ったのでクロスフェードではそのあたりを流していました。
やる気に満ちた明るい長谷部くんです。で、何をしましょう?




36.まぼろしのかたな -ほしぞらみっくす- (今剣・岩融・膝丸)

永久に永久に、語る人が居るならば、我らは永久に。

前作のCDと引き続き未来に希望がありそうな編曲で曲を混ぜたもの。

華やかに金属的にしたかったのであえてシンセチックな琴音源にしました。生っぽいのに差し替えたらあわなかったんです。
1:13~「追跡」 1:41~「駆ける天狗と薙刀」のメロ。

残響多めの鈴と、現代的なシンセ音。
メインにしてるテーマ自体は新曲で、懐かしみと同時に語り継いでいくあたたかみを考えて。
「和」っぽい音階で遊べて楽しかった曲のひとつ。





2016/12/31




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千差万別 刀剣楽曲集 其の弐 セルフレビュー3 (14~22)

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14~22


14.ふふふふふ↑ (亀甲貞宗)

タイトルはログインボイスネタ。動画にしてはいませんが最初に作った亀甲曲です。リピート仕様。
含みのある(そしてテンションの上がっている)笑い方がちょっと怪しくてそこが良い。
曲はくすくすっとしたテンションで丸っこい音。ディレイで反響する音がくすくすしてる感じです。
ファンクっぽい感じが貞宗派で共通になったのは偶然でした。
ローテンションでじわじわくる曲作るの楽しいです。



15.信頼関係 (亀甲貞宗)

まるで乙女ゲー的な。 日常の亀甲さん。
亀甲さんテーマで「かわいい+爽やか+ポップ」はやっておきたくて作り始めた曲です。キラキラしてる。
髪の色考慮して少し歪ませた色合いの音にしてます。メインはエレピです。

「ご主人様」呼びのわりに爽やかにタメ口。物腰柔らかな紳士。
曲調もフレンドリーを目指しました。スーツな見た目なのでちょこっと畏まってる様なお洒落感だしつつ…。
0:34~頃の展開がそれっぽくなってよかったです。亀甲さんの、慕って話しかけてくる感じがかわいい。
アレなところが見えてない時は明るく快活で穏やかな好青年で大変一途なので是非ドロップしてほしい。(周りに入手してる人が少ない現在)

※とらのあなさんが書いてくれた紹介文のテクノポップのようなものって多分亀甲さんのあたりなんだろうなぁと思いながら、前作の乱と比べるとまた大分違って面白かったです。意外と今回のポップ・キュート枠な感じ。


16.ご主人様の為に (亀甲貞宗)

戦闘時 動画版から編曲。
外套の裏布的にサイバー枠かなぁと思って作りはじめ、どっちかというとなんちゃってユーロみたいな感じに。
「なんでこうなった」ってなりそうなところなんですけど、戦闘台詞知ってる人に分かるって言ってもらえるの凄く嬉しいですね!

「ご主人様の為に頑張って来るよ!」という感じ。「真っ向から」な印象。
戦闘中は凛々しくも、やはり結構明るい印象があります。タイトルは「ご主人様の為に、斬る!」の台詞から。

見た目の優雅さとは裏腹に持久戦得意そうなステ。戦い方は正攻法なイメージ。
ところで、精神的な結びつきにも重きを置いていると分かる台詞も見受けられ、逆に上級者と言いますか、ちゃんと段階を踏んでいるあたりを評価するべきか、縛られたがりなのは亀甲だから仕方ないね。
でも光属性って言われてるの分かる。遠征台詞もかわいいんだよなぁ……

(こういう曲調はロックと並んで普段作らないのでその分大変でしたがチャレンジできて感謝感謝…!)



17.待たせたな! (太鼓鐘貞宗)

動画版から編曲。
ライトで明るいファンクポップ。夏が似合う見た目と性格。貞ちゃん通常曲。
作る時は本丸台詞聴いてました。
貞ちゃん曲は光忠さんよりも和要素と明るさにステ振りしてます。
雰囲気軽めにカラッと。三味線似合うのは話し方からでしょうか。
みっちゃんとの共通点はブラス入っててお洒落枠なところかも。

ところで前作の光忠さん「伊達男」はフュージョンっぽくて、大倶利伽羅含む「共闘」でやっと三味線メインにしてました。
個人的に和要素入れやすいのは貞ちゃんの方。



18.晴れ舞台 (太鼓鐘貞宗)

動画版から編曲。
ダンッダンッダンッ ダカダッッカ!! って太鼓が似合うなぁっていうイメージから。(※サビ前)
あと絶対オケヒ入れたかったんです。これもダンッ!てアクセント音です。
貞ちゃん台詞って凄くノリがいいんですよね。負傷しても勢いあるくらい。そこが大事なんだろうなぁと思いながら制作。
前へ前へと圧しながら地面をしっかり踏みしめてるのが良いです。
4つ打ち。前曲よりも和要素増えました。


19.誰も触れられない (大典太光世)

精神的に蔵の中の方の通常時曲です。
孤独な居心地の良さと、周囲への心の壁。CD内でも繊細な方。

わざと外の音をちょこちょこ混ぜてます。1:18一瞬気が遠のいて途切れます。
ギターメイン。リバース気味にオートメーション書いたり、雨の音を混ぜたり。
霊刀ということで光世曲は両方レゾナンスパッド使用。グワーンって音です。

強力すぎる力を持つ故に周りに被害が及ばないように、特に動物に対しては大分後ろ向きになってしまっている。
どうせ蔵に戻される、蔵に居るべきだと言いながらも、しっかり功績を上げようとしたり問いかける台詞が多かったり、
外の世界に焦がれているように思えます。


20.解放 (大典太光世)

封印の印象が強かった為、逆に「解放」にしました。
パワー系ステの光世さんの戦闘時イメージ。

悲観的なところを抜け出して、けれど希望的でもなく。本領発揮。
何故封じられていたかのか。それが解放されるとどうなるのか。
どうも1対1って感じしないんですが…… 台詞にもあるように敵をまとめて斬りそう。
強力な霊力を持つ彼の動きを想像するのが楽しい。
一振りで風圧凄そうな印象あるので風音に聴こえる様に後半でリバース音追加しました。

途中で変拍子になったりラストは綺麗目に若干宇宙っぽいコード感になったり目まぐるしい曲。
CD内ロック枠。前曲が精神的蔵の中で繊細なので差が凄いですね。



21.「破邪顕正」 (数珠丸恒次)

数珠丸さん戦闘シーン想定。全体的に編曲し直し、動画で出していた音源よりずっと長くなってます。

鉄壁の守りと、あのミステリアスな感じ、
正すべき道はしっかり導いてくれる意志の固さ、「凪ぐ精神」「迫力」、
風で長髪や数珠が広がると傍から見ると「無重力」っぽい、「圧倒的」であっても暴力的ではない。
畳みかけるように展開します。色々やってはいても、雰囲気は「実直」でシリアスなのを心がけてます。

途中にワブルベース入れてます。編曲でこういう事するの初めてでした。
基本的に空間系というか、広々とうねうねとEQ書いて、紫~白~濃紺~っぽく。色の映りはゆらゆらと。
神秘的なキャラクターなのでシンセチックなのも似合うと思います。といいつつメインメロには生っぽい楽器を持ってきています。



22.信仰の話 (数珠丸恒次)

動画公開していたものからMIX・マスタリングし直しています。
ギターの音は落ち着かせ、わざと曇らせ気味にして渋い印象に。
これをピアノで弾いていると非常に心安らかになるので個人的に大好きな曲のひとつです。
個人的な作業用・瞑想用BGM

儚げな見た目より「低い」音で。ボイスにいい意味で吃驚したのは自分だけじゃない筈!





2016/12/31


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千差万別 刀剣楽曲集 其の弐 セルフレビュー2 (07~13)

セルフレビュー2  07~13曲目 源氏兄弟編

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07.追跡 (膝丸)

戦闘時の膝丸イメージ。
動画や「げんじばんざい!」CDよりもリバーブ強め。煙増し増しにマスタリング変更して再録です。

夜中に土蜘蛛を祓って痕跡を追う、という逸話がベースですが、「蛇っぽく」しております。 和<<<蛇
蛇、土、追いかける、追い詰める、切り伏せる。
背景が暗めだとあの黒服は本当に隠蔽高いだろうな…… この曲も色は暗めな感じ。黒~緑な印象。
ブーツの感じとかしゅっとしたシルエットとか考えながら作ってるのが楽しかったです。

膝丸さん笛の音似合う! 今剣とはまた違った感じで似合う。義経組だ!
テンポはゆったりめに作ってありますが、インパクトのある打楽器が多くてシリアスめ。
イントロの低く蠢くピアノは「土蜘蛛や瘴気のような何か」で、「黒白の妖斬り」でも取り入れています。

前半は隠れ迫る蛇のように。
後半になるにつれ姿を隠さずに攻撃的に。太刀筋が鋭い。 後半の方が視界開けてそう。

膝丸は出来るだけ男性的な感じに編曲しています。兄者の曲と比較してもらえると分かりやすいかも。




08.鬼切 (髭切)

戦闘時の髭切イメージ。
再録。

まず、ちょっとこわいものを作ろうと思ったんですね、「恨みの鬼の片腕を斬り落とした刀」の話なのでね、
そうしたら結構女性的になったんです。
鬼が元は女で化けていたのも佳人だったから、美しく妖しく、どこか切なく、と意識して。
メロディックホラーにアクセント音は案外バイオレンスというか、斬り落とすんだもんなそりゃそうだよなって。
膝丸と続いてなんだかシーンが夜っぽいですね。夜こわい。

上から降りてくる音とか全部いちいち打ったのでなかなか時間かかりました。
途中の0:29~ 子守歌みたいな、歌うようなメロを入れてみました。
女の鬼が誘うために歌っているのか、子を抱く母親に近づくのかは定かじゃない。

あの優美な髭切が「その腕、貰った」と言い切る、滲み出る恐ろしさが出ていたらいいなぁ。
黒~赤な印象。嫉妬はよくない。

そういえばこの楽曲で話しかけて頂いた事が多々ありまして嬉しい事です! ありがとうございます!




09.忘却 (髭切)

「げんじばんざい!」の再録

「大抵の事はどうでもよくなってしまった」

忘却による救い、やるせなさ、時間の経過、虚無感、
ぽっかり空いた空洞に砂を落として見えなくなる、蓋をしようとする無意識、ひとりぼっち

1:51~ 渦っぽいところ。 大事な何かを忘れているような…

かわいい曲かな?と思って聴いていくと「あれ?」ってなるといいなぁと。
髭切さんのんびりかわいいけども、「名前が変わること」への言及は多くて、昔はどうだったんだろうなぁ感がある。

白っぽいイメージです。




10.烏啼きて (髭切)

タイトルは「友切」の逸話から。 小烏を斬った時、誰も誰も、見ていなかった。

殆どループです。個人的にはなかなか心地いい曲。
薄ら暗い和ホラーに迷い込む様な、ミステリアス綺麗な様な位置。


「部屋の中には誰も居ませんよ」


当初のタイトルは「からすなく」でした。烏啼く、烏泣く、無く。
動画では、髭切を模倣して作った小烏を意識して、髭切の黒シルエット演出にしてます。





11.瘴気 (膝丸)
 
元々は「黒白の妖斬り」の前奏のつもりで制作しました。
聴く時の気分を選ぶかなと思って後からトラック分けしました。その為とても短いです。

メロは「鬼切」前奏と同じで、転調・編曲してます。こっちの方が「箱」っぽいイメージ。
わざと歪ませた音、迫る闇、こしょこしょしている何か。

台詞は髭切・膝丸のボス到達らへんを聴いていたような。




12.黒白の妖斬り (髭切・膝丸)

兄弟の共闘か手合せが見たいなぁと思って、前者の方で作りました。
ところで「白黒」だと自分でタイトル覚えられなくなりそうだったので、「こくびゃく→黒白」になりました。

妖斬り、なので妖しく妖しく、でも源氏兄弟なので美しく。 スタイリッシュ洋に混ざる和。

前半はクラシック風味と和を混ぜてみようという試み。
例えば、リベルタンゴのぞくぞくくる感じをやってみたくて。
ショパンだって結構和というかメロっぽいところが共通しているから、と作り出したんですが、
普段と音遣いが異なるため難しかったです。長谷部曲とはまた違った妖しさは出たかなぁ。


1:17~ 一気に明るくなります。 でも黒と白が混ざりきらず、混ざらないなりに螺旋に…こう…陰陽的な…
手で掴もうとしても掴めないのだけど「其々が在る」みたいな、そういう共闘のイメージで。

源氏兄弟凄く顔だちも似ているしステ的にも二振りでひとつ扱いするべきか迷ったのですが、
形をとってしまった以上個々を尊重しようという方向に至りました。
ただし「全くの他人としては扱えない」感じがひしひしします。イコールではなく、足して丸になるような、そんな感じ。

最後はまた物語の中にぐるぐる引き戻されて、閉じます。




13.源氏ばんざい! (髭切・膝丸)

「げんじばんざい!」CD音源よりも軽め・明るめにマスタリング変更して再録。
※原曲の「げんじばんざい ~大雑把に行こう~」の方は千差万別には収録しておりません。

元ネタは回想から。
イメージ的には「国歌作ろう」くらいの意気込みで。万歳、拍手喝さいできるように、大きく、晴れやかでめでたい感じ。

源氏の歴史を伝える源氏の刀。

1:01~ たゆたうようなところが個人的なお気に入り。

壮大めの正統派バラードかと思いきやラストは「おや?」と思う音にしてみました。うまく入れられてよかった。
和がテーマじゃなかったら普通はああいった音に出来ないので楽しかったです。前よりは音階に慣れてきた感じがします…

いい最終回だった 気分で次に亀甲の曲でガラッとジャンル変わるのは仕様です。




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セルフ楽曲レビュー 01~06曲



01.まもりがたな  今剣
「駆ける天狗と薙刀」の前奏も兼ねて作っているので続けて聴くといい感じです。
今剣の純粋さと身軽さからピチカート奏法が凄く似合うって話をしたい。ぽんぽんって弦を弾くかわいらしい音です。
彼の色彩が綺麗なので音も綺麗なのが似合う印象。
制作中に聴いていた台詞は今剣の自己紹介のところ。
……内容が物凄く切ない



02.駆ける天狗と薙刀  戦場の今剣・岩融
ラスボスは最初にやってくる!くらいの曲位置
「一騎当千」感、爽快さ。今剣は勿論、岩さんも結構速い!
ダイナミックな戦闘シーン、駆け抜けていく疾走感、まるで刀狩りの様な圧倒的な、一振りでも隙が無さそうなのに義経主従組のチームワーク凄そう……。(あと結構二振りとも笑うので、楽しそうな感じで)

PCが本物の演者の如く処理落ちして応援しながら作った曲。 笛頑張って! 笛!!(笑)
楽器も多いし、展開も多いし、作る側は正直大変だったけど聴く側も大変そうだなという忙しい曲ですが、満足感は半端なかったです! 折角の今剣・岩融曲だから奇想天外なものを作りたかった。
途中部分 0:35~ 「とんだりはねたりおてのもの!」
最初もっとイントネーションとリズムを似せて作っていましたが曲からずれてしまうのでこのくらいに調整しました。

0:57~ 転調して繰り返し このあたりになるとメロ覚えてくるのに背中押される様に急かされてる感じ。
「はしれ~ はしれっ! あっちにまだいます! いきますよっっ」
「狩りは終わってはおらんぞォ!!!」
みたいな感じで本人たちは明るく無双しててほしい。



03.ぴょんぴょん  今剣
途中の息をひそめる部分0:28~で何故かうるっときながらの作業でした。
極にしたけれど「義経公のまもりがたななんですよ!」な今剣も好きなので複雑だなぁ……
今剣の曲は一貫して純粋です。可愛らしいところと、物語の刀ということでファンタジックなところと、ちょっと切ないところ。
秘宝の里の背景を明るくしたような、紫がかったふわふわした背景で想像してました。
体が小さいので楽曲もちゃかちゃか動きます。前曲の岩さんが居る状態で「無双!」したのでもうちょっと落ち着けてみました。
本当に今剣は笛・ハープが似合うね!って話もしたい。


04.壮烈  岩融
勇ましく、どこか爽やかで、豪快で根の良い、大きな器。
(仕えていた立場を見ていた感じがする)岩さんの台詞聴いてるとなんて大人なんだと…
「弁慶」のステレオイメージだけではもしかしたら誤解されそうな、品の良さとか話の分かる男感。
タイトルは最初「弁慶の薙刀」にしようと思っていました。
でももっと爽やかなイメージなんだよなと、弁慶と岩融の共通のところから「壮烈」で。「壮烈」で調べるとよく例文で「壮烈な最期を遂げた」と出てきてそこらへんは後から気づきました。立往生……

今剣の曲と共通で展開を空想的にしています。彼らの「存在」を考えるごとに誇らしくなるようなうっすら寂しくなるようなそういう仕様です。岩さん関係の曲は何故か空が似合うなぁと思います。
6/8の刻みのアクセントが凄く打つの大変でした。雄大に出来て良かった!




05.源氏の重宝、膝丸  膝丸
ミックス・マスタリング変更しました。高い音を抑えて、「げんじばんざい!」CDや動画よりちょっと大人っぽくなったかも…?
メロは兄者と共通です。わざと編曲違いでテーマ同じとか、こういうネタで遊べるのが楽しい。
膝丸の方の編曲はがっつり低音とリズム隊が入っていて、しっかりとしていて厳格そうで男前な中に結構親しみやすいところがある感じ。裏のパーカスのシュッとしてる音等で、規律正しい雰囲気になったかな。
台詞聴きながらこの曲のラフ作っている時に「太鼓似合う!! ずんずんした低音似合う!」と物凄くテンションあがったんですけど伝わるだろうか…… 低音響く感じ。
重宝様なのでこう、御曹司が登場した時みたいな曲にしたかった。ちょっと偉そうお高そうみたいな、でも人柄良くて落ち着くみたいな。
台詞読みのあの舞台っぽい?もったいつけたような?あの感じが好きで、メロの入れ方でリスペクトしてみました。兄者よりもやたら溜めてメロ入れてます。あと兄者より笛使いたくなる膝丸さん。



06.源氏の重宝、髭切  髭切
再録にあたって琴の音源変更・全部弾き直しました。「げんじばんざい!」からまるっと変わってます。
今回の音源の方が髭切兄者の麗しい髪の感じが出てると思う。(局地的)
わざとウッドウィンドのキラキラはとっぱらいました。あれはあれで華やかだったのですが、シラノさんの上品な色使いとライティングを考えるともっと控えめにして質を上げるように勝負してもいいのかなぁと。

0:13の入りがすとんとしていて凄くお気に入り。どう編曲したらと弄っている時にこれだ!兄者だー!って落ち着いて。
煌びやかで軽やかな音を中心に、意外と重いパーカスも混ぜてます。どーんと響いて落ちる音。
クロスフェードでは膝丸とうまく繋がったかなぁと思います。
締め切り数日前に直そうと思って琴をMIDIキーで何回弾き直したかちょっと覚えてないくらいかなりやった記憶。 リズムキープしない曲の見返しは時間がかかる!でも楽しい!
CD内の癒し枠。通常の兄者は癒されますね。ばんざい。




2016/12/09

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